「富士をめぐる山・60」山行報告

<<【「富士をめぐる山・60」山行計画一覧】に戻る

2010年3月28日(日)[曇り時々小雨]富士山本宮浅間神社

行程

竪堀駅10:30―実相寺11:10~20―岩本山公園11:50~12:30―勘助坂13:10―富士山本宮浅間神社15:15~35―西富士宮駅15:50

参加者

米倉俊男、菊池美保子、村上和恵、松本吉春、吉田耕三郎、高村慶子、中吉玲子、○大平 正、◎山下正博

山行報告

2010年3月28日(日)富士山本宮浅間神社

実相寺は、久安年間(1145~50)、比叡山横川の智印が鳥羽法皇の勅願寺として建立された古寺で、桜や梅の名所として知られる岩本山公園の南側のふもとから山腹にかけて建てられており、石段が続く境内は高低差があり、総門、楼門、仁王門(山門)、そのさきに鐘楼堂、書院、釈迦堂、位牌堂などが並び、階段を上った所に本堂。さらに階段を上ると、祖師堂、一切経蔵、天神堂などを経て、山頂近くに鎮守の八所権現や七面堂が鎮座している。 ここからハイキングコースが続き、岩本山公園へと導かれる。
公園は、富士市民の憩いの場と知られ、多くの方たちが桜の下、宴会を楽しんでいました。ここからの富士山も有名で、山頂では、二等三角点を確認しました。
富士山本宮浅間大社は、第十一代垂仁天皇が、富士山の噴火を鎮めるため、浅間大神を富士山麓に祀られたことに始まります。その後、大同元年(806年)に、平城天皇の勅命により、坂上田村麻呂が現在の地に社殿を造営し、浅間大神を山宮より遷し祀られました。以来、全国千三百余社に及ぶ浅間神社の総本宮、駿河国一の宮として全国的な崇敬を集める東海最古の名社です。その境内は広く富士山八合目以上は奥宮境内地であり、約百二十万坪の広さに達します。また、境内には湧水池があり、富士山からの湧水が溶岩の間から湧出ており、特別記念物に指定されている。富士山登山者は、この池の水を霊水として登山前に禊ぎをする風習がある。

<<【「富士をめぐる山・60」山行計画一覧】に戻る