お山の教室

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「お山の教室」番外編
『セルフレスキューの基本と実践
―救助講習会・実践編―もしもの時に役に立つ三角巾とロープワーク―』

開催月日:2016年11月13日(日)
場所:七沢森林公園野外ステージ
講師:三宅紘子さん (日本体育協会山岳指導員)

 

 

 

レポート

山行中にパーティーのメンバーがケガをして手当てが必要な時やガレ場や滑りやすい箇所などを通過する際にサポートができるように実践講座を開催。参加者全員が三角巾とロープワークの基礎的な使用方法を実際に身に付けられるように、フィールドで開催。
場所は、4月に集中山行のイベント会場だった七沢森林公園、ぽかぽか気持ちの良い小春日和の陽の当る階段会場で、講師の三宅紘子さんの身振り手振りの熱演講習と分りやすい絵解きのテキスト。
最低この程度は自立したハイカーとして身に着けておきたい技術ばかり。

  1. 事故発生時の対応…心構えと応急処置の仕方
  2. 三角巾の使い方…額・前腕・膝・頭については参加者全員がマスターするまで、足首の捻挫・手首や前腕の骨折については講師のデモでの講習
  3. ロープワーク…エイトノット:ロープの途中に結び目を作るときなどに使用
    ダブル・エイトノット:2本のロープを伸ばす時などに使用
    インクノット:立木などに結んでロープを垂らし時に使用
    何度も何度も納得できるまで練習させてもらいました。
  4. 搬送技術…最低でもヘリが来てくれても吊上げられる開けた場所までは搬送が必須
  5. ストックと折り畳み傘で作る応急的な松葉づえの作り方
  6. ビバーク方法・・・ツェルトの使い方

その他ダブルストックの使用方法の注意点、山特有の病気への対応など盛りだくさん。

講師は厳選した内容に絞っていただいたようだが、教わる側が納得して身に着くまでには、結構時間がかかる。せっかく購入した三角巾と6mm10mロープを使って家に帰った後でも繰り返し練習しなくちゃ!
自律したハイカーを目指し、安全・安心のハイキングの実践をする新ハイキングのメンバーのみなさんには是非身につけてほしい、実践的なスキル講習会でした。

受講の様子

 

 

 

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