開催月日:2024年10月8日(火) 13:30~15:30の予定(13:00~受付開始)
講師:後藤典重さん(新ハイキングクラブ会員)
場所:板橋区ハイライフプラザ
定員:28名
受講料:700円(当日受付でお支払いください)
講師の後藤典重さんは「東海自然歩道を歩く」「歩き遍路の独り言」の著者です。
奥様の幸子さんと
①大辺路(平成18年)62.1km
②中辺道(平成19年)57.6km
③小辺路(平成19年)56.3km
④伊勢路(平成20年)51.0km
⑤中辺路伊勢路(平成20年)45.8km
5回にわたり、延べ15泊20日で272.8kmを歩きました。残念ながら大峰奥駆道は歩いていません。
最初に熊野古道の歴史と世界遺産には2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」の文化遺産として登録されたことが紹介された。
「熊野古道の魅力は、実際に歩いてこそ堪能できる。木漏れ日の中、五感で空気を感じれば、自然をあがめた巡礼者の心がよく分かる」
5本の道があり、全長600キロメートルだが、世界遺産に登録されているのは220キロメートルに過ぎないこと。メインルートの中辺路でも60%、大辺路では8%です。
ご夫婦の計画は
①世界遺産の熊野古道を300キロ歩く
②一日20キロメートル以内で夜行3泊4日で
③NHK朝ドラ「ほんまもん」に触発されスタートした。
旅館探し、電話予約、料理、料金、日程等事前に確認を行った。イセエビ料理、橋杭岩、黄上臈ほととぎす、補陀落信仰、石畳、徐福、伯母子岳、果無峠、ツヅラ峠、有久寺温泉、馬越峠、テナガエビ、猪垣、円座石(わろうだいし)、忘帰洞(洞窟内浴場)、炊込松茸ご飯等々が古道の写真とともに紹介された。
最後に、熊野古道は、日本人の心であり、参拝の道であるとともに生活の道であった。交通網が整備された今も歩くことの大切さが見直されると結ばれた。
講師の後藤さんありがとうございました。参加者には後藤さんの奥様手作りの特製ケーキが配られた。
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