開催月日:2023年1月24日(火)13:30~15:30の予定(13:00~受付開始)
講師:武田耕一さん(新ハイキングクラブ山行リーダー・四国88か所霊場会公認権中先達)
場所:板橋区ハイライフプラザ
定員:30名
受講料:700円(当日受付でお支払いください)
武田さんは墨田区東駒形で老舗の箸屋さん。箸の歴史を、実物を見せながらの解説から始まった。象牙、黒檀、紫檀など。箸と神社仏閣との関係は非常に強くあり、四国別格15番箸蔵寺はもとより、手軽な記念品、お見上げとして重宝された。武田さんは今も湯島天神で、梅の季節、合格祈願として箸を売っているそうです。
そんなご縁から、先代が入っていた千社札の会に参加するようになった。所属の納札巴連は200年の歴史があり、秩父34観音・坂東33観音・西国33観音の百観音をはじめ、全国の札所、霊場を巡ることになった。特に四国88カ所は霊場会公認権中先達としてご案内もしてきた。
まず、最初に参拝の作法のお清めの話をされ、手水場では柄杓で水を汲み左手、右手と清めその次に口を清めますが柄杓は決して口につけず手に水をためて漱ぎます。そして最後に柄杓に残った水で柄杓の柄の部分を清めてから戻すこととお話しされました。
千社札仲間の交換会でのカラフルな線社札(実際に貼ることはない)、奉納した巴連の額の写真など、博物館に置きたいような珍品を回覧していただきました。同時に新ハイキングの第一号なども持ち込まれ、古いものを大事にされているのがよくわかりました。
実際に、どのように千社札を高いところに貼るか?持参の伸びる釣り竿のようなもので、「天井が少し汚れているな。」と言いながら、まずはきれいにし、次に千社札を挟み、貼る姿は目にも止まらぬ速さでカメラは追いつきません。初めて見る方が多くびっくりの早業でした。
今後も札所めぐりを続け、参加者には手製の御朱印帳の贈呈もあります。お孫さんである若手刀剣博物館学芸員の武田耕太郎さんとの四国遍路も楽しみにされています。
JR埼京線「板橋」駅西口より徒歩1分
都営地下鉄三田線「新板橋」駅A2・A3出口より徒歩3分
東武東上線「下板橋」駅より徒歩7分