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新ハイキングクラブ

新ハイキングクラブ「お山の教室」

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「お山の教室」第119回
『鎌倉歴史ハイク 鎌倉はどのようにして武家の京(みやこ)となったか?』

開催月日:2022年05月13日(金)13:30~15:30の予定(13:00~受付開始)
講師:寺田昌樹さん(新ハイキングクラブ 川崎支部支部長)
場所:板橋区ハイライフプラザ
定員:30名
受講料:700円(当日受付でお支払いください)

 

レポート

目下のNHK大河ドラマは「鎌倉殿の13人」。川崎支部長の寺田さんは、鎌倉のごく近くにお住いで、鎌倉検定の合格者でもあり、鎌倉周辺のハイキングコースをよく歩かれているとのこと。ハイキングで歩くにも、その土地の歴史を知っているのと知らないのでは楽しさが雲泥の差がある。そこで今回は前半で鎌倉の歴史を中心にお話をしていただき、後半には講師お薦めのハイキングコースを紹介いただきました。講師からご紹介いただいたとおり、出席者が13人・開催日が13日などなにかと13に縁が深い講座でした。

前半の歴史編では鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』の内容を中心に解説。頼朝がプランニングし、北条義時・泰時が引き継ぎ完成させた城塞都市:鎌倉が、現在も辛うじて保護され基本の形が残されているとの解説。鎌倉の範囲は、【七切通し・四境・七瀬】である。
また鎌倉時代は江戸時代以降と違い、女性で動き、「後家の力は当主を凌ぐ」と言われたとの話もあった。

後半は以下の3~4時間程度で歩ける主要な3つのコースを、写真を見ながら紹介していただいた。

• 衣張山から名越切通コース
• 源氏山から大仏切通コース
• 朝比奈切通から番場が谷コース

上の道・中の道・下の道と呼ばれる“鎌倉道”は、必ずしも江戸時代の五街道のように整備されたはっきりとした1本の通った道ではなく、「鎌倉と北関東を結ぶ主要な道」と理解した方が良いと考えるとの話もあった。

鎌倉を歩くには、明治時代の地図を利用すると昔の道が残っていて分かりやすく、最近出版された凸凹地図も地形と道の関係が分かりやすく便利だと紹介いただいた。

講師の淡々としながらも鎌倉愛の感じられる講座で、紹介いただいた静かなコースをのんびり歩きたくなる講座内容でした。 講師の寺田さん、有意義なお話しを有難うございました。

 

会場案内

板橋区ハイライフプラザ

地図

JR埼京線「板橋」駅西口より徒歩1分
都営地下鉄三田線「新板橋」駅A2・A3出口より徒歩3分
東武東上線「下板橋」駅より徒歩7分

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