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新ハイキングクラブ

新ハイキングクラブ 「お山の教室」

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「お山の教室」第113回
『山と人のよもやま話』

開催月日:2021年11月24日(水)13:30~15:30の予定(13:00~受付開始)
講師:澤田 治之さん(新ハイ山行リーダー 山行委員長)
場所:板橋区ハイライフプラザ
定員:15名
受講料:700円(当日受付でお支払いください)

 

主な内容

講師の澤田さんは、20代半ばから山歩きを始める。尾根を道として心得ているので多少の笹・薮があろうが厭わず怯まず前進あるのみという精神で、全く情報の無いコースを地図読みしながらたくさん歩いているので面白い話が聞けるのではないか!

 

レポート

今回は、新ハイキングクラブ山行委員長の澤田さんにお願いした。
23才の時、九州旅行の延長で高千穂の韓国岳に登ったのが最初で、27才の至仏山・燧ヶ岳でバテタことから、本格的に山に入り込んだ。
山行回数は1351回、うち新ハイキング本部山行が638回。登った山の数は2220座。
「「山」とは、1本の大樹、枝が分かれ、各分野に及び、学問・芸術・文化に至る、その源は書物である」との考えから本と人の話に入っていった。

まずは、小島烏水が志賀重昂の「日本風景論」に刺激され、明治35年に槍ヶ岳に登頂し、同伴した岡野金次郎が偶然、ウェストンの「日本アルプスの登山と探険」を発見し、ウェストンが明治25年に槍ヶ岳に登っていたことが分かり、面会し、日本山岳会の発足につながるドラマを紹介された。

今西錦司の「何もないから、これをやるんや!」とマナスルに挑んだパイオニア精神、「地図にひかれた赤線の密度」。
桑原武夫の「山を知ったことを常に幸福に思っている」
梅棹忠夫「山行は必ず記録を書いて残す」
木暮理太郎「山は高ければ高いほど、深ければ深いほど一層よい」
藤島敏男「人生もまた一つの登山である」
大島亮吉「道のありがたみを知っているものは、道のないところを歩いたものだけだ」
など内外の登山家の足跡と言葉を引用して登山の本質を追求された。

その後、山名のイワレ、読み方等の雑学が披露され、大幅に時間が延長されたが、疲れを知らぬ熱弁に、参加者一同興味を持って拝聴しました。 澤田さんありがとうございました。

 

会場案内

板橋区ハイライフプラザ

地図

JR埼京線「板橋」駅西口より徒歩1分
都営地下鉄三田線「新板橋」駅A2・A3出口より徒歩3分
東武東上線「下板橋」駅より徒歩7分

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