お山の教室

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「お山の教室」第108回
『地図読みスキル・ステップアップ講座Ⅴ』

開催月日:2021年6月23日(水)13:30~15:30の予定(13:00~受付開始)
講師:近藤雅幸さん(新ハイキングクラブ 山行リーダー)
場所:板橋区ハイライフプラザ
定員:15名(リモートは50名)
受講料:700円(当日受付でお支払いください、リモートは申込み時にクレジットカード決済)

 

主な内容

「お山の教室」の人気シリーズ「地図読み講座」も早いものでPART5となります。
講師は今回も「地図の先生」こと、近藤雅幸さんです。いままでご参加の方も、初めての方も歓迎します。
(復習からはいりますのでご安心を)マーカー3色を含む筆記用具とベースプレートコンパスのご用意をお忘れなく。

① 地図読みスキル 復習編
② 地図読みスキル 中級
③ 地図読みスキル 実践編について ④ 質疑応答

 

レポート

講座の様子 講座の様子

今回も、新型コロナウイルス対策で会場は定員の半分。ZOOMを使ったオンラインでの提供も同時に行いました。

山登り愛好家の必須アイテムである地形図について、地図読み先生の近藤さんに基礎から教えて頂く。最初に地形図から地形・傾斜・高低差・歩行時間・ピーク・稜線・谷筋・尾根筋・道路の幅・崖・植生(針葉樹、広葉樹・畑・田・荒地・笹原等)・神社仏閣等の目標物が記入されており。登山に必要な情報が盛りだくさんである。これを活用しないのは損であると。これらを活用できれば、自分がどこにいるかが分かるようになる。これからどこに行けばよいのか判断できる。目的の場所に行くまでの間に何があるのか予測できるようになる。目的の場所に行くまでの時間が分かるようになる。何かが起こった時に次善の策を見つけられるようになる。地図を見て山行計画が立てられるようになる。そして、何よりも山が楽しくなる。したがって、磁北線入りの地形図を常に持ち歩き自分のいる位置を確認することが肝要です。

つぎに、実際に地形図から等高線の読み方、ジャンクション(分岐)、出合の見分け方、登山道(尾根道、谷道・、巻道、斜面の直刀ルート、平坦部につけられて道)のパターンの説明。それから、ピーク・稜線・尾根・谷・沢・鞍部等を探し地形図に記入していく訓練、そして、ベースコンパスの各部の名称の説明、ベースコンパスを使ってのルートの見つけ方の説明、地形図の記号の説明等をしているうちにあっという間に予定時間を過ぎてしまった。近藤さんも受講生ももっと時間が欲しいとの思いであった。講義終了後に週末に5名限定で現地講座を実施すると言ったら数名の人が早速申し込んでいた。

これからは昭文社の地図やスマホだけでなく磁北線入りの地形図も常に持ち歩きたいものである。
講師の近藤さん有意義な講義をありがとうございました。

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