お山の教室

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「お山の教室」第104回
『上高地の魅力あれこれ』

緊急事態宣言のため2月24日から3月24日に変更しました

開催月日:2021年3月24日(水)13:30~15:30の予定(13:00~受付開始)
講師:加藤銀次郎さん(自然公園財団・上高地支部)
場所:板橋区ハイライフプラザ
定員:30名
受講料:700円(当日受付でお支払いください)

 

主な内容

「お山の教室」では今まで、自然公園財団の方をお招きし、皆さまにもおなじみの国立公園の魅力をお話しいただく機会を設けてきました。日光・箱根に続き、今回は第3弾として上高地の魅力をお聞きします。新緑のころから観光客で混雑する上高地は、考えたら登山者にとって通り過ぎるだけの場所になっていたのではないでしょうか。日本を代表する景勝地、上高地には私たちの知らない魅力が隠れているに違いありません。今回は自然公園財団の上高地支部、加藤様に上高地の魅力をたっぷりお話しいただきます。コロナ収束を願い、春の芽吹き、夏のきらめき、秋の彩に会いに行きましょう。

①上高地の成り立ち(歴史・自然)
②上高地の魅力
③上高地、とっておきガイド
④質疑応答

 

レポート

講師の加藤さんから事前に送っていただいた圧巻のカラフルで分かりやすい資料。本日の受講者のみなさんに事前に送って目を通してもらいました。

加藤さんは安曇野で生まれ育った生粋の北アルプスの方。公立の焼酎学校卒業だと!実は安曇野小中学校でした、とほぐしていただきながら、話に引き込んでくれる。地元出身であるがゆえに、上高地の裏も表も知りつきしているうってつけの講師でした。分かりやすい「雪形」発見の数々、来訪者が上高地の何に魅力を感じるのかの統計―実はそれは美しい水の流れであること、標高が1500mにも拘らずフラットな地形になった謎、江戸時代の木材産地や明治になっての牧場としての歴史など、これまで私たちは登山の基地-通り過ぎるだけととらえていた上高地について、知らなかった魅力の数々を紹介いただいた。

そして、上高地の最も魅力的なシーズンが、実は来訪者が比較的少ない5月下旬から6月中旬の新緑の季節、上高地の魅力的な写真の多くがこの季節に撮られたものであるとの秘密を開陳。

いくつも配布していただいたパンフレットを、家に帰ってゆっくり読んで、次の機会は上高地自体でゆっくりと楽しむ時間を作りたい、そのためにゆっくり読もうと、大事に持ち帰りました。

資料とびら

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