開催月日:2014年9月25日(木)13:30~15:30 (開場:13:00)
受講料:500円
講師:黒沢昭司さん(新ハイサービスチェーン不二野家オーナー)
場所:板橋区ハイライフプラザ(JR埼京線板橋駅から徒歩1分)
略図は返信はがきに記載します
定員:30名
西上州には標高はそれほどではないがなかなか手ごわい岩っぽい山ぞろいです。あまり知られていない渋好みの山々ですが、四季折々の魅力は格別です。この山域の魅力を語るために生まれ育ったような不二野家の昭チャンに語りつくしてもらいます。
講師は上野村新ハイサービスチェーン不二野家オーナー「昭ちゃん」こと、黒沢昭司氏である。
黒沢氏は上野村の観光協会会長でもあり、まず、上野村についての概略の説明とDVD上映があり、村の人口の2割以上がI(アイ)ターン者という活気あふれる村の紹介に上野村へ行ってみたくなった。
ついで、黒沢氏が開拓された新ルート4本(打田鍈一の「藪山魂」にも未収録)について詳細な説明がなされ、大いに関心が高まった。紹介の4ルートを新ハイキングクラブ山行として実施したいとの意向が表明され、来期山行計画ではアカヤシオの咲く時期を狙って是非とも実施されたいとの要望があった。
最後に、新ルートの一つで採ったマツタケ2本と不二野家無料宿泊券2名分の抽選プレゼントがあり、当選した参加者は笑顔であった。終了後、黒沢氏が持参してくれた愛飲の地酒での二次会も盛り上がった。(石田 徹)
2015年9月29~30日、お話をいただいた新コースを新ハイキングクラブ山行として実施、黒澤昭司さん(上野村サービスチェーン不二野家主人)の案内で歩いてきました。
住居附川の道路が崩壊中のため、林道楢沢線を地蔵峠まで歩く。地蔵峠から笠丸山を往復後、登ってきた林道終点から谷の上部をトラバースして南西の尾根に踏み込んだ。尾根を下っていくと作業用林道に下り立つ。笠丸山頂から南東にのびる緩やかな主尾根の下を巻いて続く作業林道をしばらく歩いて、主尾根上の1041m峰辺りから派生する南東に延びる尾根をつかまえて、道なき急斜面を下る。無事に目的の尾根に乗り、緩くなった尾根を下り、再び林道に下り立つ。後は林道を忠実に下って住居附川の車道に出る。
スーパー林道の日影山登山口付近から鏡ノ沢源頭部の東西に延びる尾根に取り付く。この尾根には境界杭が良い目印となる。時に1日目に登った笠丸山が双耳峰になって眺められたのはうれしかった。
何度か鏡ノ沢林道に出るが尾根を拾って南下する。
2万5千図の破線が尾根を横切る地点に八倉小峠の標識を見る。そこから1つ目のピークは西側を巻き、平らな尾根の先の1060m峰の東側を巻く途中、境界の赤杭に惑わされ東の尾根に引き込まれた。
修正して南へいけば岩場に阻まれる。ここは、左に回り込んで崩れやすい斜面を強引に登り境界尾根に出ると横岩社営林の標柱を見る。西の峰に登り返して南に下る尾根に戻って細尾根をたどる。最後は高反山へ直登、北尾根を歩きとおして山頂に着いた。
下りは檜峠へ西の尾根を下る。標高900m付近から南に巻き下り南西の尾根に乗る。780m辺りで南東の尾根にのりかえ下っていくと檜峠に着き簡易舗装路を下り宿に戻る。
(文責 この山行のサブを務めた 関根茂子)
(登頂した笠丸山を望む。真ん中の双耳峰)