開催月日:8月27日(水)13:30~15:30 (開場:13:00)
受講料:500円
講師:坂本勇さん(熱海市在住の新ハイキングクラブのリーダー)
場所:板橋区ハイライフプラザ(JR埼京線板橋駅から徒歩1分)
略図は返信はがきに記載します
定員:30名
富士山が世界文化遺産登録に登録され、その構成要素のみならず周辺を含む山全体が観光ムードで盛り上がっています。
本部山行「歴史探訪」で学んだ富士山の生い立ちから登山道、周辺の古道、側火山、風穴、樹海、遺跡や神社などについて勉強します。
2013年に富士山は世界文化遺産に登録され、現在は富士山全体が観光ムードで盛り上がっている。世界文化遺産登録に向けて、推進段階から検討されてきた富士山をめぐる文化と自然に関する項目を学び『富士山学』を究めようとした。
その内容は
①富士山形成の歴史(小御岳、古富士、新富士)
②側火山群(100以上、大室山、宝永山など)
③溶岩流(溶岩洞穴、氷穴、御胎内。溶岩樹型)
④富士の湧水(白糸の滝、忍野八海、柿田川など)
⑤湖沼(富士五湖など)
⑥富士山原生林(青木ケ原樹海など)
⑦登山道(吉田口、大宮―村山口、須走口、須山口及び精進口、御中道、お鉢めぐり)
⑧周辺の古道(御坂道、若彦路、中道往還)
⑨神社(多くの浅間神社群)と信仰関連遺跡
⑩御師住宅(吉田、河口)
について、40名の参加者のもと、詳細な講演が行われた。
配布された資料の説明の後、富士山学のクイズが出題され、参加者各人が順番にその解答を発表、ワイワイと盛り上がり今回の学習成果を確認することができた。
講演終了後、富士山信仰の信者「富士講」によって造成された富士塚のある池袋氷川神社への探訪のおまけもあった。
富士山の生い立ちや歴史、自然、世界遺産など どのくらい知っているか考えてみてください。
第一問、富士登山道のうち世界文化遺産に登録されていないのはどれ?
第二問、富士五湖のうち、湖水面標高の高い順に番号をつけて。
第三問、正しいものには○、間違っているものには×を。
第四問、世界文化遺産に登録されているものに○、いないものに×を。
第五問、中世に鎌倉や駿河と甲斐の間の往還道で使われた峠はどれ?(3個)
第六問、富士山の登山や信仰・芸術に関して活躍した人はどれ?(3人)