開催月日:6月2日(月)雨天の場合は6月4日(水)
受講料:500円
場所:高尾山 集合
(JR中央線高尾駅改札出口7時50分)小仏行きバス8時12分発に乗車
講師:三宅紘子(日本体育協会公認山岳指導員、日赤救急法救急員)
アシスタント:石塚孝彦(日本体育協会公認山岳指導員、日赤救急法救急員)
定員:20名
山の中にはお店も交番も病院もありません。まさかのアクシデントに対応出来るように、日ごろから知識と技術を身につけておきましょう。今回はセルフレスキューの基本として、安全登山のためのロープと三角巾の使い方をしっかり覚えて山で実践します。
山での万が一のアクシデントに備え、机上講習ではなく、実践で身につけよう‥と、高尾山での実践講習となった。
高尾より「小仏」行きバスで日影下車、日影キャンプ場へ移動。司会の後、講師から「登山とハイキングの違い」「ヨーロッパアルブスと日本の山の相違」について、それに伴う日本の山岳事故の多さからその対応・セルフレスキューの必要性の話しがあり、実技講習へと移行した。
次に、事故者の発見から応急手当てそして搬出法の説明と練習。
三角巾の使い方の説明と練習。
続いて、山中でよく出合う危険個所での補助ロープの使い方・結び方(八の字・インクノット・テープ結びなどを)
実習。
参加者全員熱心に取り組み、予定の時間をオーバー。キャンプ場で昼食となり、休憩後、高尾山山頂へ。6号路下山途中、幅広の尾根で再び実践やビバーグの際のツェルトの張り方、その中で傘をさして空間を保つなどを体験。
その後、途中で樹上に咲くセッコクの花探し‥。遠くてよく見えず。ケープル駅構内で見せてもらい、納得。セルフレスキューの基本練習に加え、植物観察のおまけ付きで、充実した訓練山行となった。
・参加者の声・
参加動機としては下記のものが主なものであった。
ロープを持っているが使ったことがない。使い方を習いたい。
いつもリーダーが張ってくれるが、自分たちだけの時に張りたい。
こういう講座を待っていた。いざと言う時のために。
ロープもレスキューも知らないので習いたい。何人かで行く時の対応の仕方を学びたい。
危険な所のために、いっぱい習いたい。
持ってはいるが、何回かは使うが‥。
やったことはあるが、すっかり忘れているので。
・後日、参加者の感想・
今まで3回お山の教室に参加したが、今回が一番ためになる講座だった。