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「お山の教室」第61回 『山のグレーディング』

開催月日:2017年7月26日(水)13:30~15:30の予定(13:00~受付開始)
講師:野口昌克さん(長野県観光部山岳高原観光課山岳観光推進委員)
場所:板橋区ハイライフプラザ
参加者:24名

 

主な内容

1. 信州 山のグレーディングについて
 ① はじめに
 ② 長野県が全国に先駆けて公表
 ③ 全国山岳県の取組み状況
 ④ 登山者自身の登山体力を知る方法とセルフチェック
2. 長野県登山安全条例の制定と登山者等の遵守事項
3. リスク管理能力・考え方と安全で楽しい登山をするための要素と手順.
4. 山登り10訓
5. 質疑応答

 

レポート

講座の様子 講座の様子

今回の講師の野口昌克さんは、長野県の山のグレーディングの設定に加わった方です。皆さまご存知の島崎三歩特別隊員でお馴染みの長野県遭難防止対策防止協会の窓口で、遭難報告を公表したり、WEBでの登山届受理などと多忙なお時間の中お越し頂きました。

山岳県の宿命として山の遭難事故が年々増加傾向の中、登山者にも「安全で楽しい登山」をしてもらうため、県内の山々とそのルートについて、「グレーディング」という形で客観的数値を公表されている経緯はご存知のことと思います。体力を縦軸に登山道の状況、登山者ご自身の技術力、能力等難易度を横軸にして長野県の有名な山々のグレードを一覧にし、その比較対象として身近な高尾山を加え、まとめた『信州 山のグレーディング』の制定経過をお話いただきました。そして登る山のランクが分かり、自分の力も照らし合わせれば、遭難事故も減少するという具体的なお話を頂きました。

参加者は山のグレーディングを身近に受け止め、活用することの必要性を認識し、「行きたい山と行ける山は別」という大事な前提を基に、具体的な個々の山が客観的な尺度で示される「信州 山のグレーディング」を理解されたと思います。日本の山岳県の取組状況も長野県が公表後、(平成26年6月)新潟県、山梨県、静岡県、岐阜県、群馬県(平成28年8月)が相次いで公表し「登山者がその力量を超える登山道を選び、無理な登山をしないよう、自分に合ったルート選びをするための指標」を提供されるようになっております。窓口に問い合わせればいろいろなルートによる安全登山の指標が頂けることも分かりました。最後に御嶽山噴火災害をきっかけに長野県登山安全条例の制定で登山者側が遵守する事項も明確にされ「登山を安全に楽しむためのガイドライン、指針」にヘルメットとの着用地域も明示されるようになったこともお聞きしました。

最後に下記の山登りの10訓の説明を頂き、皆さんの盛大な拍手により閉会いたしました。

その1 命の道しるべ 登山計画書 は家族に託すメッセージ
その2 登りたい山より 登れる山 自分に見合った山登り
その3 体力・装備知識の総合力で 頂をめざす登る前からの体調管理
その4 山のマナーは 命のマナー あいさつ交わし情報交換
その5 年齢考え ひかえめ登山 過去の体力・過去のもの
その6 ヘルメット 命を守る必需品 東部の事故が命取り
その7 山の天気は生死を分ける 天気予報は 命のお守り
その8 山頂は通過点 下山道こそ 細心の注意
その9 登山はスポーツ 観光気分が遭難招く
その10 もしもに備える 山岳保険

文責 松本光司

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